SECTION 01
文の
中で
述語と
名詞句を
結びつける
助詞を
格助詞と
言います。
「が」「を」「に」「と」「で」「へ」「から」「まで」「より」の 9つ あります。
要点1
よく 使われる 意味を 取上げます。 先生と 一緒に 例文を 読んで みましょう。
格助詞 |
意味 |
例文 |
が |
動作・状態の 主体 |
私が 決める 雨が 降る |
を |
動作の 対象 |
本を 買う 財布を 落とす |
に |
存在場所 |
庭に 犬が いる 教室に 先生が いる |
と |
一緒に 動作する相手 |
友達と 勉強する 父と ご飯を 食べる |
で |
動作する場所 |
会社で 仕事を する 海で 姉と 泳ぐ |
へ |
動作で向かう方向 |
東京へ 向かう 妻へ 電話を かける |
から |
出発点 |
今日から 東京で 働く 大阪から 京都まで ドライブする |
まで |
時間・場所の限度 |
朝から 夜まで テレビを みる 駅から 学校まで 歩く |
より |
比較の対象 |
弟は 私より まじめです 今日は 昨日より 涼しい |
練習1
空欄に 格助詞を 入れて 文を 読みましょう。
1.ピザ 食べる
2.図書館 本を 読む
3.2時 3時まで 散歩する
4.私は 友達 野球を した
5.公園 子供が いる
6.昨日、 海 行った
7.月曜日から 金曜日 晴れた
8.お母さんは お父さん 優しい
9.桜 咲く
練習2
空欄に 格助詞を 入れて 文を 読みましょう。
1. 先生 日本語 教える
2.家 朝 昼 勉強する
3.母は 妹 公園 行く
4.今日は 昨日 教会 人が いる
5.友達 北海道 来る
6.夜11時 宿題 した
7.私は 彼女 カフェ いる
8.妹は ホテルの部屋 彼氏 電話を かけた
9.今年は 昨年 川 魚が いる
色々な
文を
作って
練習しましょう。
要点2
要点1 以外の 意味も 見ていきます。 先生と 一緒に 例文を 読んで みましょう。
格助詞 |
意味 |
例文 |
が |
状態の 対象 |
私は 蛇が 苦手だ |
を |
A. 経過期間 B. 通過場所 |
A. 余生を 田舎で 暮らす B. 海岸を 歩く |
に |
A. 時間 B. 動作の相手 |
A. 友達は 8時に 来る B. 祖母に 花を あげる |
と |
引用 |
母は 英語を勉強すると 言った |
で |
A. 手段 B. 理由・原因 |
A. ネットで 予約を する B. 雨で 洪水が 起きた |
へ |
到着点 |
昨日、名古屋へ 着いた |
から |
A. 原料 B. 事の発端 |
A. 日本酒は 米から つくられる B. 口喧嘩から 殴り合いに なった |
他にも
色々な
意味が あります。 また、
異なる
格助詞でも
意味によっては
置き
換え できる
場合も あります。
練習3
格助詞「を」「で」「へ」を使って、あなたが行ってみたい場所について 話して下さい。